



今回の材料紹介 ― 黒い材ならではの魅力
今回も、これから製作していく材料をいくつかご紹介していきます。
「黒檀こぶ杢」「ブラックパームウッド」「ブラックウッドこぶ杢」の3種類です。
★黒檀こぶ杢(ムンエボニー)
まずは、ムンエボニーのこぶ杢です。
5年ほど前から少しずつ入手して、ペンなどに製作してきた材料になります。
黒檀のこぶ杢自体がかなり珍しく、現在も探してもらっていますが、なかなか良いものが見つかりません。
黒檀らしい落ち着いた色合いの中に、こぶ杢特有の複雑な表情が入り、とても魅力のある材料です。
数をたくさん作れる材ではありませんが、また少しずつ作品にしていきたいと思います。
★ブラックパームウッド
ブラックパームウッドは、ヤシの木の一種です。
独特の模様が特徴で、他の木材とはかなり違った雰囲気があります。
ただ、ペンなどの細かな加工はなかなか難しく、繊維に沿って割れてしまうことも多い材料です。
製作する側としては少し苦労する材ですが、完成すると落ち着いた雰囲気があり、大人の方にも人気があります。
特に最近はブラックパームウッドの「ルーチェペン」がよく売れていますので、今回も追加で製作します。
また、今回は「グラッソ」も製作していく予定です。
★ブラックウッドこぶ杢
そして、近年の工房 楔を代表する材料の一つになっているのが、ブラックウッドこぶ杢です。
こちらも非常に珍しい材料で、良い材はなかなか見つかりません。
さらに近年は価格もとてつもなく高騰しています。
それでも、黒を基調とした色合いの中に現れる複雑なこぶ杢は、やはり他にはない魅力があります。
黒檀こぶ杢もそうですが、「黒い材に現れる杢」というのは独特の格好良さがありますね。
今回ご紹介した材料も、これから順番にペンへと仕上げていきます。
完成した作品もまたご紹介していきますので、ぜひ楽しみにしていただければと思います。
今回もよろしくお願いいたします。
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