
材料紹介の動画が多いですが、作品となった材木を紹介していきたいと思います。
今回はケヤキです。
ケヤキは、ここ数年で木軸ブームと共に認識されてきたのかなと思います。
勿論、長年の間、野原工芸さんの人気ナンバー1であり、認識されれてきたのも分かります。
工房 楔としては削る時のアレルギーのためあまり関心が無く避けてきた材ですが、広葉樹の中では大木になる事や量が多いため、杢も様々なものが出てくる事で最近は杢のケヤキを集めてきました。
大木になる事と数が多いと言う事は様々な杢が出る確率が上がると言う事です。
特にケヤキの玉杢はテーブルや門扉などとして杢の世界の最高峰とも言えます。
伝統工芸の世界でも人気ですね。
杢として代表的なのは玉杢もそうですが、こぶ杢、ちぢみ杢も代表と言えるかと思います。
しかし、杢の種類が多いケヤキの中でもちぢみ杢はほとんどないのです。
性質的に出来にくいものなのです。根っこや枝などのネバリの部分にはストレスカーリーなどが出ますが木の全体に出る事は滅多にありません。
今回の木も工房 楔が木を見てきて28年間のうちで2枚のみ。
つまり2本の木はあった事になりますが、ケヤキの数からすると出てくる確率が天文学的に少ない事を意味しております。
またケヤキにちぢみ杢が出てきたとして、杢の強さが大変弱いです。
栃や楓、ハワイアンコアに比べ圧倒的に弱いものなります。これが出来にくい性質だと言う事です。
今回のも珍しいですがペンにするとさらに杢が弱くなるので期待はしていませんでした。
しかし、結構良い感じに杢が出ましたので嬉しくなりました。
そう、量があります。秋のイベントから来年の春のイベントまでコツコツ作り出していきたいと思います。
しかし、それでも杢のレベル差は出てきます。弱いものはBASEさんでの抽選販売や岐阜県羽島市のふるさと御納税にも出せればと思っております。
またよろしくお願い致します。
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