<< 楠 その2 | main | 神戸から帰ってきて・・・ >>

楠 その3



楠のオイル仕上げのパトリオットも先ほどできました。
オイルを塗ると、かなり色が出ます。
香りも、オイルと混じっていますが、かなり香ります。それほど今回の楠は香りが強いのだと改めて思いました。

さて、楠の種類ですが、あくまで材木としての話をしたいと思います。

今回の楠は黄色系。国産では一番多い色系統だと思います。
他に、緑系、赤系があり、赤いのを赤楠と言って、珍しく、楠の中では一番良いと言われてます。
材木としての、質、色、貴重がそろっていての評価だと思います。

赤楠は、まだ一度しか見た事がありません。
そして、まだ駆け出しのころ、この赤楠の瘤だと言って買った物が見事に腐れパサパサで、ボロボロで痛い目にあった事があります。
今となっては、いい勉強でした。
そして、赤楠のコブは、まず無いとの事、・・あれは、外国産のだったのだと思いました。

緑系の楠・・伊勢神宮から出た楠が緑系でした。
テーブル材で見たのですが、それは品のあるモノでした。

黄色系は、よく見ます。はい。

と言っても、材木になっての色ですので切ってみないとわからないのが現状です。立っている状態では見分けがつかない。木の不思議ですね。

楠は、日本だけでなく世界中にあります。
楔も使っているマーブルウッド。これはアフリカのタンザニア、キリマンジャロ山の麓からとれる楠の瘤です。
名前も、いい加減で、材木関係の方が勝手につけた名前ですので、本当の名前はわかりません。
実際に、マーブルウッドと言う木がアメリカにありますし・・・適当だなと思います。

アジアも、中国やインドネシアまでほとんどの国に楠はあります。
インドネシアの楠のコブは、茶色系で、パサパサしています。
(以前、つかまされた楠コブはインドネシア産かもと思ったりしました)
中国、タイのは黄色系で、日本のよりは柔らかい感じがしました。

でも、やはりそれぞれ特徴があり良いですね。色や、質によって作るものも変わってきますし、木を見るだけで創作意欲がわくのは木工家の性ですね。

世界いろんなところに楠はありますが、やはり香りが強いのは日本のだと思います。もちろん、今までの経験の話です。(たかが。5カ国の楠しか使った事がないので強くは言えませんが)
そんな国産、九州の楠を今回、ペンとして出すことができますのでまた、興味のある方は是非、よろしくお願いします。

楠、樟脳の香り、ご堪能して頂ければと思います。
もう、今日土曜日、神戸に行きます。
calendar
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   
<< September 2026 >>
selected entries
categories
archives
links